News

ArtisenseのChief Scientific Officerであるダニエル・クレーマーズ教授、コンピュータビジョンの領域における最も著名な学会で最新の研究成果を発表

08.03.2021

Share on

Kudanのグループ会社であるArtisense Corporation(以下Artisense)のChief Scientific Officerを務め、ミュンヘン工科大学(TUM)のコンピュータビジョン・人工知能領域の議長も務めるダニエル・クレーマーズ教授が、今年6月に開催された、コンピュータビジョンの領域では最も著名な国際学会であるCVPR(Computer Vision & Pattern Recognition)で登壇いたしました。”Visual Odometry & Computer Vision Applications Based on Location Clues (VOCVALC)”というワークショップに参加し、「Visual SLAM in the Age of Self-Supervised Learning(自己教師あり学習を活用したVisual SLAM)」という題名で最新の研究成果を発表いたしました。

クレーマーズ教授の講演はこちらからご覧いただけます(英語):
4th CVPR Workshop on Visual Odometry & Computer Vision Applications Based on Location Clues(VOCVALC)

同教授は講演の中で、Direct Visual SLAM(直接法ビジュアルSLAM)の最新の状況について説明しています。このDirect Visual SLAMはArtisenseのコアの技術であり、従来型のIndirect Visual SLAM(間接法ビジュアルSLAM)によるアプローチに対する大きな差別化要因となっています。本講演では、TUMとArtisenseが取り組んできている、深層学習を用いた、様々な自動運転やロボティクスにおける自己位置推定についての課題解決の手法を紹介しています。

KudanとArtisenseはこれらの研究成果を、商用SLAMの領域での今後の更なる競争優位性の強化に活用してまいります。

【Artisense Corporationについて】
Artisenseはコンピュータビジョンとセンサを融合したソフトウェア会社です。ロボット、車両、空間知能における様々なアプリケーションの自動化に向けて、カメラをリードセンサとして活用しながら、統合型のポジショニング・プラットフォームを開発しています。自律型ロボットや機械の普及の加速化に貢献することをミッションとして、Artisenseは、あらゆる空間において、高精度でロバスト性に優れ、安全且つ低コストのナビゲーションを実現する製品と技術を提供しています。
詳細な情報は、Artisenseのウェブサイト(http://www.artisense.ai/)より入手可能です。

【Kudan株式会社について】
Kudan(東証上場コード: 4425)は機械(コンピュータやロボット)の「眼」に相当する人工知覚(AP)のアルゴリズムを専門とするDeep Tech(ディープテック)の研究開発企業です。人工知覚(AP)は、機械の「脳」に相当する人工知能(AI)と対をなして相互補完するDeep Techとして、機械を自律的に機能する方向に進化させるものです。 現在、Kudanは高度な技術イノベーションによって幅広い産業にインパクトを与えるDeep Techに特化した独自のマイルストーンモデルに基づいた事業展開を推進しています。
詳細な情報は、Kudanのウェブサイト(https://www.kudan.io/?lang=ja)より入手可能です。

■会社概要
会 社 名: Kudan株式会社
証券コード: 4425
代 表 者: 代表取締役CEO 項 大雨

Share on

Recent Posts