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Kudan Lidar SLAM、NVIDIAのロボティクス用途向けIsaacプラットフォームで利用可能に

09.17.2021

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様々な場面で使用可能なSLAM技術のリーティングプロバイダであるKudan株式会社 (本社:東京都渋谷区、CEO:項 大雨、以下Kudan)は、Kudan Lidar SLAM (KdLidar) が、NVIDIAの提供するロボティクス用途向けのIsaacプラットフォームで利用可能となりましたことをお知らせいたします。

NVIDIAパートナーネットワークのメンバーとして、チャレンジングな環境でも顧客がマーケットの要求に応えられる製品をより迅速に製品化・市場投入できるよう、NVIDIAと共に尽力してまいりました。 近年、Jetson製品のロボティクス用途向け、特に自律走行型ロボット(AMR)でのニーズは高まる一方で、その中で自己位置推定は、顧客の製品の市場での競争力にとって非常に重要な要素です。

NVIDIA Isaac SDKは、Jetsonコンピューティングプラットフォームと補完的な形で、ロボティクス用途向けに幅広い様々な機能を提供しており、その機能の中には物体認識や経路計画が含まれています。しかし、NVIDIA Isaac SDKには、3D Lidarの性能を最大限引き出しつつ、自己位置推定の機能を発揮するための堅牢な商用ソリューションは含まれていません。Kudanは、Isaacプラットフォーム上で経路計画や制御などのモジュールをシームレスに統合可能な商用グレードのKdLidarモジュールを、ロボティクス用途での自己位置推定用に開発いたしました。 オープンソースのSLAMソフトウェアでは期待できない専属エンジニアによるサポートと継続的なソフトウェア更新もあり、NVIDIA製品のユーザーは、KdLidarの性能とIsaacプラットフォーム上での容易な統合によって非常に大きなメリットを受けられると考えております。

デモ動画
Kudan Lidar SLAM running on NVIDIA Isaac platform

KdLidarを用いてIsaac Platform上で自己位置推定を行っている画面

KdLidarは現在、GPUを使用せずCPUのみで動作する仕様になっていますが、今後NVIDIAのGPUにより加速されたバージョンも開発予定です。Kudanは、NVIDIA JetsonとIsaacプラットフォーム向けソリューションの開発をより積極的に進め、NVIDIAとの技術・ビジネス両面での協業を通じて、更なる幅広い潜在顧客へ両社の強みを活かしたソリューションを提供してまいります。

<ご参考>
NVIDIAパートナーネットワークに参画いたしました

【Kudan株式会社について】
Kudan(東証上場コード: 4425)は機械(コンピュータやロボット)の「眼」に相当する人工知覚(AP)のアルゴリズムを専門とするDeep Tech(ディープテック)の研究開発企業です。人工知覚(AP)は、機械の「脳」に相当する人工知能(AI)と対をなして相互補完するDeep Techとして、機械を自律的に機能する方向に進化させるものです。現在、Kudanは高度な技術イノベーションによって幅広い産業にインパクトを与えるDeep Techに特化した独自のマイルストーンモデルに基づいた事業展開を推進しています。
詳細な情報は、Kudanのウェブサイト(https://www.kudan.io/?lang=ja)より入手可能です。

■会社概要
会 社 名: Kudan株式会社
証券コード: 4425
代 表 者: 代表取締役CEO 項 大雨

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