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Kudanグループ会社のArtisense、ルノーも参画するEU研究機関が 資金提供を行う複数年自動運転プロジェクト 「ERASMO(Enhanced Receiver for Autonomous Mobility)」に参画

10.04.2021

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人工知覚(AP)の研究開発企業であるKudan株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役CEO:項 大雨、以下Kudan)は、グループ会社であるArtisense GmbH(以下Artisense)がEUSPA(European Union Agency for the Space Programme)が資金提供を行うERASMO※(Enhanced Receiver for Autonomous Mobility)プロジェクトに参画しましたことをお知らせいたします。
LinkedIn(会員登録必要)で概要をご確認いただけます。

ERASMOプロジェクトは、完全自動運転を可能にする車両搭載可能な自己位置推定技術の開発を目的としています。このプロジェクトはコンソーシアムによって推進されており、自動車OEM大手のルノーも参画しているほか、欧州の技術開発企業のIDNEO、GMV-ITS、GMV-AD、VVA、Septentrio、CNRS-UTCが参画しております。

Artisenseは、参画している企業のなかでも非常に重要な役割を果たしており、GPSによる位置推定性能を更に高めるビジュアルSLAMを用いた技術を提供します。これは特に、都市部やトンネル、屋根付きの区画といったGPSの精度が低い環境、GPSが利用できない環境等での車両の位置の正確な把握を可能にするものです。

本プロジェクトは2023年5月に向けて複数年にわたるいくつかのマイルストーンが設定されており、それに沿った形でArtisenseの技術の開発と最適化を行います。今後もプロジェクトが進むにしたがって、プロジェクト内容を公開可能な範囲でお知らせいたします。

【Artisense Corporationについて】
Artisenseはコンピュータビジョンとセンサを融合したソフトウェア会社です。ロボット、車両、空間知能における様々なアプリケーションの自動化に向けて、カメラをリードセンサとして活用しながら、統合型のポジショニング・プラットフォームを開発しています。自律型ロボットや機械の普及の加速化に貢献することをミッションとして、Artisenseは、あらゆる空間において、高精度でロバスト性に優れ、安全且つ低コストのナビゲーションを実現する製品と技術を提供しています。
詳細な情報は、Artisenseのウェブサイト(http://www.artisense.ai/)をご参照ください。

【Kudan株式会社について】
Kudan(東証上場コード: 4425)は機械(コンピュータやロボット)の「眼」に相当する人工知覚(AP)のアルゴリズムを専門とするDeep Tech(ディープテック)の研究開発企業です。人工知覚(AP)は、機械の「脳」に相当する人工知能(AI)と対をなして相互補完するDeep Techとして、機械を自律的に機能する方向に進化させるものです。現在、Kudanは高度な技術イノベーションによって幅広い産業にインパクトを与えるDeep Techに特化した独自のマイルストーンモデルに基づいた事業展開を推進しています。
詳細な情報は、Kudanのウェブサイト(https://www.kudan.io/?lang=ja)より入手可能です。

■会社概要
会 社 名: Kudan株式会社
証券コード:4425
代 表 者 :代表取締役CEO 項 大雨

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