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Artisense創業者兼CSOのダニエル・クレーマーズ教授が単眼カメラでの高精度な位置推定・3次元マップ構築に関する共著論文を発表、デモ動画は国際学会で最優秀賞を受賞

12.28.2021

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様々な場面で使用可能なSLAM技術のリーティングプロバイダであるKudan株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役CEO:項 大雨、以下Kudan)は、グループ会社であるArtisense GmbH(以下Artisense)の創業者兼CSO(Chief Scientific Officer/最高研究責任者)であり、ミュンヘン工科大学(TUM)の人工知能・コンピュータビジョン分野の首席教授のダニエル・クレーマーズ教授やArtisense在籍者を含む複数名による共著論文『TANDEM: Tracking and Dense Mapping in Real-time using Deep Multi-view Stereo(ディープマルチビューステレオを用いたリアルタイムトラッキングと高密度マッピング)』及びデモ動画をロボットラーニングの学会Conference on Robot Learning(CoRL2021)にて発表し、そのデモ動画が、コンピュータビジョンやグラフィックスにおける3次元研究の分野で最先端の研究成果が発表される国際学会International Conference on 3D Vision 2021(3DV2021)で最優秀賞を受賞しましたのでお知らせいたします。

発表論文概要URL(英語のみ):
https://vision.in.tum.de/research/vslam/tandem

論文URL(英語のみ):
https://openreview.net/pdf?id=FzMHiDesj0I

デモ動画URL:
https://www.youtube.com/watch?v=L4C8Q6Gvl1w

受賞者一覧:
https://3dv2021.surrey.ac.uk/prizes/

クレーマーズ教授らの論文では、TANDEMと称される深層学習と単眼カメラでの位置推定と3次元空間の構築を行う手法についての研究結果を発表しており、カメラでのトラッキングの観点から、TANDEMは他の従来型・深層学習型の単眼ビジュアルオドメトリ(VO)手法よりも非常に優れており、ロバスト性が高く高精度な3次元マップの再構築の性能も証明されています。

Artisenseは引き続き、クレーマーズ教授を中心に、アカデミックな研究に裏付けられた最先端技術の研究開発を進めていくほか、Kudanグループ全体としても、コンピュータビジョン業界をリードする企業として グローバルにおけるSLAM技術の競争優位性の継続的な確立と社会実装の実現加速に努めてまいります。

【Artisense Corporationについて】
Artisenseはコンピュータビジョンとセンサを融合したソフトウェア会社です。ロボット、車両、空間知能における様々なアプリケーションの自動化に向けて、カメラをリードセンサとして活用しながら、統合型のポジショニング・プラットフォームを開発しています。自律型ロボットや機械の普及の加速化に貢献することをミッションとして、Artisenseは、あらゆる空間において、高精度でロバスト性に優れ、安全且つ低コストのナビゲーションを実現する製品と技術を提供しています。
詳細な情報は、Artisenseのウェブサイト(http://www.artisense.ai/)をご参照ください。

【Kudan株式会社について】
Kudan(東証上場コード: 4425)は機械(コンピュータやロボット)の「眼」に相当する人工知覚(AP)のアルゴリズムを専門とするDeep Tech(ディープテック)の研究開発企業です。人工知覚(AP)は、機械の「脳」に相当する人工知能(AI)と対をなして相互補完するDeep Techとして、機械を自律的に機能する方向に進化させるものです。現在、Kudanは高度な技術イノベーションによって幅広い産業にインパクトを与えるDeep Techに特化した独自のマイルストーンモデルに基づいた事業展開を推進しています。
詳細な情報は、Kudanのウェブサイト(https://www.kudan.io/?lang=ja)をご参照ください。

■会社概要
会 社 名: Kudan株式会社
証券コード: 4425
代 表 者: 代表取締役CEO 項 大雨

■お問い合わせ先はこちら

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