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Kudan 3D-Lidar SLAM (KdLidar) のデモ動画:外付けセンサを用いずLidarと内部IMUでの鮮明な点群作成- Part 2

01.20.2022

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前回の記事に引き続き、Kudan Lidar SLAM(KdLidar)を用いると、Lidarだけでも鮮明な点群が作成できることを示した新たなデモを公開いたしました。今回は前回よりも難易度の高い、視野角が360°ではなく70°程度のLidarであるLivox Aviaを手持ちの棒に取り付けてスキャンを行い、内部IMUのデータをLidarと同時に用いて、鮮明な点群を生成しています。

一般に、Lidar SLAMにとっては下記の2つの条件が同時にあると正確かつ安定した結果を出すのが非常に難しくなります。
••• 外付けのGPSやGNSS、加速度計(IMU)を用いない
••• Lidarの視野角が360°ではない

今回のデモでのセットアップはこれらの条件を満たすため、SLAMを用いて鮮明な点群を生成できるかは、用いるLidar SLAMの性能に非常に左右されます。しかし、今回のデモ動画では、複雑に張り巡らされた電線や建物の詳細まで見ることができます。

Livox社のAviaは最も安価な3D-Lidarモデルの一つであり、目指す精度によっては、従来の装置に比べて非常に安価かつ効率的なツールやソリューションを、Kudan Lidar SLAMを用いることで実現することができます。

前回のデモ同様、このデモは、外付けセンサを組み合わせない場合でもKdLidarが優れた性能を発揮することを示すもので、もちろん、KdLidarは外部GNSSやIMUなどのセンサを組み合わせることで、更なる性能向上が可能となっています。

デモはこちらのKudanのYouTubeチャネルでご覧ください。

【Kudan株式会社について】
Kudan(東証上場コード: 4425)は機械(コンピュータやロボット)の「眼」に相当する人工知覚(AP)のアルゴリズムを専門とするDeep Tech(ディープテック)の研究開発企業です。人工知覚(AP)は、機械の「脳」に相当する人工知能(AI)と対をなして相互補完するDeep Techとして、機械を自律的に機能する方向に進化させるものです。現在、Kudanは高度な技術イノベーションによって幅広い産業にインパクトを与えるDeep Techに特化した独自のマイルストーンモデルに基づいた事業展開を推進しています。
詳細な情報は、Kudanのウェブサイト(https://www.kudan.io/?lang=ja)をご参照ください。

■会社概要
会 社 名: Kudan株式会社
証券コード: 4425
代 表 者: 代表取締役CEO 項 大雨

■お問い合わせ先はこちら

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